残したい
2007 / 09 / 22 ( Sat ) 今僕はこうやって思ったことをキーボードで入力して、サーバー上に記録しているわけだけど、ちょっと前なら日記として帳面にペンで書いていたんだよね。文字とか紙っていうのは、一瞬で消えてしまう考えや、大切な思い出なんかを、どうにかして「残したい」って思った人たちが作り出したものなのかもしれないね。 文字や紙ができる前は、口づたえとか、昔ばなし、歌なんかで、大切な、とか忘れがたいようなことを残そうとしていたわけで、それが見事に現代にも残っていたりするからすごいものだ。 大昔の人たちがどんな暮らしをしていたのか、僕たちはあくまで想像したり類推したりするしかなくて、彼らが何を考えたり、どういう生き方をよしとしていたのかとか、そんなことはわからないのだけれど、この「残したい」という欲求に僕はとても共感する。 それにしても、「何が残るか」というのは、もちろん残すほうの意志はあっても、最終的には「偶然」がものをいうんだよね。たまたま、大昔のらくがきが残って、その人は当時でも大して上手ではなかったとしても、残ったことによってその時代を代表する作品になったりする、なんて考えるとちょっと面白い。 もっとも、何かのいたずらで、何百年後かに、他のすばらしいブロガーのじゃなくて僕のブログが残ってしまって発見されたりしたら……同時代の人間としては、いささか不名誉な気がするけれどね。 |
--残していきたいもの--
息子は今、30日の秋祭りに向けて毎晩太鼓の練習に出かけてます。 今はビデオがあって、家でも練習が出来るのですが、昔は上手い人の叩いているのを、必死に聞いて見て真似して覚えたそうです。 この時期は地域全体が「勉強より太鼓が優先」です。 息子もいつか大きくなって、子供達に太鼓を伝えていけるといいと思います。 ツルヒコさんのブログが何百年後かに発見されたら・・・ またきっと大人気になると思います
by: メモル * 2007/09/22 23:10 * URL [ 編集] | page top↑
--世紀ロマン!--
こんばんわ。 百年後に発見されたら、面白いですよね。 まさに世紀ロマン!! --伝える--
古代の人も何かを残したい。伝えたい。 という気持ちがあったのかと思うと 親近感がわきます。 自分のことのように感じます。 なんだか、自分の親というか 先輩、のような。 伝えたいこと。色々あると思いますが 私は戦争。争いのことが思いうかびます。 あ、ツルヒコさんのブログは メモルさんに同感です。 美しさと哲学と面白さと共感(G)の てんこ盛りですから。 ちなみに三連休は、 なにかご予定は決まりましたか? ----
偶然残ることもあるね、確かに。 それに、ダーウィンの進化論もいろいろと アラもでてきたようだけど、 やっぱり優れたものが残っていくんだと 思う。 でもその優れたものっていうのもいろいろと 議論の余地はあると思うけど。 --ツルヒコ様は・・・--
不滅です! ・・・って言ったら「ぎょっ!」ですかね(笑) 私はずっと日記をつけているんですが、その時の気持ちを忘れたくない、残しておきたい、という感情があるからだと自分でも思いますね。 でも、時々、「なんで残してしまったんだろう・・・」と後悔することもあります。 「三年日記」のちょっと困ったところ・・・ですね。 --お返事です--
>メモルさん、ボンソワール >地域全体が「勉強より太鼓が優先」です。 ああ、そういうのいいですね。 地元のお祭りとか、あんまり…というか今では全然参加しないけど、祭囃子とか太鼓とかがきこえてくると、不思議と心がはずみます。 やっぱりそりゃあ、祭りのほうが優先ですよね! >あおひーさん、ボンソワール 世紀ロマン! 100年後の人たちはどんな生活をおくって、何を考えているんでしょうね。 きっと人間そのものの感情とかは基本変わらないんでしょうけど、常識だの知識だのというのはずいぶんと違いそうです。 >帆掛け舟さん、ボンソワール よかったから、忘れたくないこと。 良くなかったから、忘れずに伝えていきたいこと。 いろんなことがありますよね。 >三連休 それなりに、忙しく過ぎましたが、たいしたことはできませんでした…(苦笑 >竹さん、ボンソワール そうですよね。優れたもの、というものの定義事態が100年経ったら違う、という可能性もなくはないですし。 でも100年生きている人も結構いるんですよね…その間に変わったこととか、たくさんあるんだろうなあ。 >ぽんぽんさん、ボンソワール >、「なんで残してしまったんだろう・・・」と後悔することもあります。 ああそれそれ、そういうのもありますね! また文字にすると、何度でもかみしめられますからね。 でもさらに3年たったら「やっぱり残しておいてよかったかも」って思う……かもしれませんよ、ね…。 |
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