見えないその人と
2008 / 04 / 21 ( Mon ) ![]() たとえば、髪を切ってもらっているときに、ふと手にした雑誌のなかの1ページほどのエッセイだとか。 なんとなくネットの海をさまよっていてみつけた一文だとか。 そういうものを目にしたときに、「ああ、これを書いた人の気持ちに、僕は完璧に共感できる。この人と僕はきっとすごくよく似た”たましい”を持っているに違いない」……なんてことを思ったりすることがある。 そうなると、僕は「ここにあなたと同じようなことを考えている僕がいるよ」って、とても伝えたい気持ちになっちゃったりするんだけれど。 すぐに、外側のほうから、もっと冷静な僕が、そんなことしなくっていいよ、そもそも「みんなが」共感できるような文章を書くっていうのがプロかもしれないし、僕の思い込みを押し付けられて迷惑するかもしれないし、だいたいどうやってそれを知らせたらいいかもよくわからないじゃないか、って言ってくるんだ。そして、僕はそれもそうだな、ってちょっと落ち着いて、ほんの少し恥ずかしくなる。 でも、だよ。 もしかして、本当に万が一だけどさ、その文章を書いた人が、世界のなかで自分ひとりしかこういうことを思っていないんじゃないかって不安になって、寂しい気持ちでいるとしたら、僕はもういてもたってもいられなくなって、その人に会いにいきたくなる、と思う。…そう、そんなことは万に一つもないって、わかっているけれど。 そして、こんなふうに考えている僕の存在は、”その人”には全く気づかれていないんだろうなあ、と思うと、切ないとか哀しいっていう前に、なにか不思議な感じがする。…だって、「文字」っていうものや、それを印刷した雑誌や本や、映しだすモニターがなかったら、こんなこと起こり得ないだろうからね。 |
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私はツルヒコさんのブログを読むと「共感したことを伝えたい、でも迷惑かもしれない」とコメントすることをいつも迷います。 もちろん他の文章を読んだり、映像をみたりしても同じように思う事がたくさんあります。 いつもは恥ずかしくなって結局コメントせずにいるのですが、今この文章を読んで共感したことは、きっと不思議な感じがすることの1つだと思ったので、勇気を出してコメントをしてみました。 これからもブログを楽しみにしています。お身体気をつけてくださいね。
by: kekke * 2008/04/22 01:22 * URL [ 編集] | page top↑
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私は、今だけかもしれないこの気持ちを「文章」にして残したい・・・と思うことがあります。 悲しいかな、文章力に乏しくなかなか残せないのですが、短い日記は毎日つけてます。 自分の気持ちと向き合う・・・というか、そういうことって大切なように思います。 ツルヒコ様の思慮深さは素晴らしいですね。 --管理人のみ閲覧できます--
このコメントは管理人のみ閲覧できます --共感--
ツルヒコさまのこのブログを読んで・・・そうなんです、私も同感なんです。ブログとかを拝見して感動したりすると、この気持ちを直ぐに投稿したくなりますが、文が下手なので、上手く伝わらないと、かえって失礼になるのでは…と、つい送信やめてしまいます。 でも今回は (送信) 押しちゃいました(汗 --お返事です--
>kekkeさん、はじめまして コメントありがとうございます。 そう、自分がコメントをもらうのは嬉しいんですけど(笑)、いざ書き込むのっていろいろ考えちゃって結局何もせずじまいだったりするんですよね。あらためて、コメントを頂けるってありがたいなあと思います。 >ぽんぽんさん、ボンソワール 日記って不思議ですよね!やっぱり、些細なことって、書かないと忘れちゃうけど、ほんの少しでも文字にしておくと、なんとなくその頃の記憶って辿れたりしますし。 思慮深いなんていわれると恥ずかしいですが(どっちかというと優柔不断っていうか…) 正直なところ嬉しいです(笑)、ありがとうござます。 >鍵コメントの方へ コメントありがとうございます。 僕自身、ブログにコメントを書き込むのも勇気がいったり、迷惑かも…と思ってしまったりするのですが、自分が書いてもらうのは嬉しいものなんですよね(勝手ですいません)。 >marureさん、はじめまして コメントありがとうございます。 今回、このエントリーを書いたおかげで、はじめての方からコメントをいただけたりして、何でも表現してみるものだなあ(笑)と思いました。実際、うちのブログにコメントくださるみなさんが大変優しいので(僕がそれを暗に強要しているのかもしれませんが;)とても有難いです。 |
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